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カルシウム不足で歯は悪くなる?歯とカルシウムの関係について

カルシウム不足で歯は悪くなる?歯とカルシウムの関係について

「カルシウムが不足すると歯が弱くなる」と聞いたことはありませんか?

カルシウムは骨をつくるために必要な栄養素として知られていますが、歯にとっても大切な成分です。では、カルシウムが不足すると、実際に歯がもろくなったり、虫歯になりやすくなったりするのでしょうか。
今回は、カルシウム不足と歯の関係についてご紹介します。

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日本人はカルシウムが不足している?

厚生労働省では、年齢や性別ごとに必要な栄養素の量を定めた「日本人の食事摂取基準」を公表しています。
過去の報告では、カルシウムの摂取量は多くの年代・性別で推定平均必要量に届いていないとされています。

カルシウムが不足していても、すぐに自覚症状が出るとは限りません。
体内のカルシウムは、主に骨に蓄えられています。血液中のカルシウムが不足すると、骨からカルシウムを溶かして血中濃度を保とうとするため、カルシウム不足に気付きにくいのです。
そのため、日頃から食事の中でカルシウムを意識して摂取することが大切です。

カルシウム不足で歯はもろくなる?

では、カルシウムが不足すると歯そのものが弱くなってしまうのでしょうか。
歯は、外側から「エナメル質」「象牙質」「歯髄」の3つの層で構成されています。この中では、象牙質に多くのカルシウムが含まれています。

しかし、すでに完成した歯については、カルシウム不足によって歯がもろくなったり、虫歯ができやすくなったりするわけではありません。
一方で、歯が形成されている時期に深刻なカルシウム不足がある場合には、歯が弱くなったり、もろくなったり、虫歯になりやすくなったりする可能性があります。
特に妊娠中は、お母さんだけでなくお腹の中の赤ちゃんにもカルシウムが必要になります。食生活を見直すなど、カルシウムが不足しないようにすることが大切です。

カルシウム不足は歯を支える組織にも関係する

カルシウム不足で特に注意したいのが、歯そのものではなく、歯を支えている周囲の組織への影響です。
歯の周囲で炎症が起こる病気を歯周病といいます。歯周病には、プラークの磨き残しや噛み合わせのバランス、歯ぎしり・食いしばり、喫煙や飲酒、糖尿病などの生活習慣のほか、骨粗鬆症やメタボリックシンドローム、女性ホルモンの減少、カルシウムやビタミン類などの栄養素の不足も関係しています。

歯周病が進行すると、歯を支えている骨である「歯槽骨」が溶けてしまうことがあります。
一度失われた骨を元の状態に戻すことは難しいため、歯周病の治療を受けることが大切です。

歯を失ってしまうと、食事だけでなく、会話や見た目など日常生活にも影響します。歯を失った場合には、ブリッジや入れ歯、インプラントなどによって歯を補う必要があります。
そのため、歯を守るためには、歯そのものだけでなく、歯を支える組織の健康にも目を向けることが大切です。

カルシウムを効率よく摂るには?

カルシウムを摂取する場合は、体に吸収されやすいものを選ぶこともポイントです。
水溶性カルシウムであるグルコン酸乳酸カルシウムや乳酸カルシウムは、牛乳よりも吸収されやすいとされています。
食品では、乳製品のカルシウム吸収率が約50%、小魚・海藻が約30%、野菜や豆腐が約20%とされています。

また、カルシウムはビタミンDと一緒に摂ることで、より多く吸収されます。納豆やほうれん草、ブロッコリーなども取り入れてみましょう。
さらに、カルシウムだけでなくマグネシウムも必要です。
マグネシウムには、骨を形成する骨芽細胞に働きかけ、骨の中に取り込まれるカルシウムの量を調整する作用があります。アーモンドやサツマイモ、ひじきなどに含まれています。

カルシウムだけを増やせばいいわけではありません

「カルシウムが不足しているなら、カルシウムをたくさん摂ればいい」と考えてしまうかもしれません。
しかし、カルシウムを体内で有効に活用するためには、ほかの栄養素も必要になります。特にマグネシウムは、カルシウムと相互に関係している重要な栄養素です。
カルシウムとマグネシウムのバランスが崩れると、骨粗鬆症だけでなく、動脈硬化や虚血性心疾患などにも影響するとされています。
最近では、カルシウムだけでなくマグネシウムも含まれた飲料やサプリメントも販売されています。カルシウムだけに偏らず、バランスを意識して摂取することが大切です。

まとめ

カルシウムは、健康な骨や歯を維持するために大切な栄養素です。
ただし、すでに完成した歯については、カルシウム不足が直接的に歯をもろくしたり、虫歯をできやすくしたりするわけではありません。
一方で、歯がつくられる時期の深刻なカルシウム不足や、歯を支える周囲の組織にはカルシウム不足が関係することがあります。

毎日の食事では、カルシウムだけでなくマグネシウムやビタミン類なども意識しながら、バランスのよい食生活を心がけましょう。

岡山県岡山市南区で歯のことでお困りであればぜひALOHAごうだ歯科へご相談ください。

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